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CanvaにAI生成タブが追加 ― プレゼンテーション作成がさらにスムーズに

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Canvaに新たに追加された「AI生成タブ」は、デザイン制作の効率を大きく向上させる革新的な機能です。これまでテンプレートを探してカスタマイズしていた手間を、AIが自動で担ってくれるようになりました。ここでは、その操作手順と実際の使い方を丁寧に解説します。

■AI生成タブの概要

Canvaの「デザイン」タブ内に新たに追加された「AI生成」機能は、ユーザーの入力したプロンプト(指示文)に基づいて自動的にプレゼンテーションや資料デザインを作成してくれるものです。テキストベースの指示から、ページ構成・デザインスタイル・レイアウトなどを一括で生成できるため、資料作成の初期段階をスピーディに進めることができます。

■操作手順

●「プレゼンテーション」を選択する

Canvaのホーム画面から「プレゼンテーション」アイコンをクリックします。これにより、AIがプレゼン用のスライド形式でデザインを生成する準備が整います。

●「デザイン」タブを開く

編集画面右側のサイドバーにある「デザイン」をクリックします。これまでのテンプレート選択画面に加えて、「AI生成」という新しいオプションが表示されます。

●プロンプトを入力する

生成欄に、作りたい内容を文章で入力します。
例:「Canvaについてのプレゼンテーションを作成してください」
このように具体的なテーマや目的を伝えることで、AIがそれに沿ったスライド構成を提案してくれます。

●「デザインを生成」をクリックする

プロンプトを入力後、「デザインを生成」をクリックすると、AIが自動的に複数ページにわたるプレゼンテーションを生成します。今回は7ページ分のテンプレートが作成されました。

●「7ページすべてに適用」を選択

生成結果に満足できたら、「7ページすべてに適用」をクリックします。これにより、AIが作成した各ページがそのまま編集画面上に配置されます。

●デザインのブラッシュアップ

配置されたスライドはそのまま使うことも可能ですが、Canvaの強みである直感的な編集機能を活かして、色・フォント・画像・レイアウトなどを自由に調整することで、より完成度の高い資料に仕上げることができます。

●AIから改善アドバイスをもらう

さらに、右上にある「Canva AIに聞く」機能を利用すれば、生成されたデザインに対して改善点をAIが提案してくれます。内容構成の見直しやデザインのトーン調整など、客観的なアドバイスを得られる点も魅力です。

■まとめ

今回の「AI生成タブ」の追加により、Canvaはデザインツールから“AIアシスタントを備えた創造支援プラットフォーム”へと進化しました。プレゼン資料やビジュアルコンテンツを短時間で形にできるため、企画・教育・マーケティングなど、幅広い分野での活用が期待されます。

手動でのデザイン作業を効率化しながら、AIと人の感性を組み合わせて、より洗練されたプレゼンテーションを生み出す。Canvaの新機能は、そんな次世代のデザインワークのあり方を示しています。

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Yasuo Kishioka
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Web Designer
Adobe/Flmora/Canva/STUDIOなどの情報をお伝えするブログです。
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